同じ時を重ねるたびに
やがては訪れる「サヨナラ」を
あなたの口から聞くのが怖い
逢う度に想いは強くなるから
心のブレーキは壊れ気味
そんな私を気遣って
「サヨナラ」とは言わないあなた
「送っていくよ」
・・・でもそれってサヨナラだよね
「付いていきたい」
・・・でもこれって我が儘だよね
困らせたくなんてないのに
あなたに逢える日は
幸せなほどに切なくて・・・
長い間 凍り付いていた心
やっと溶けだしたというのに
わからないの
氷は溶けても
冬の寒さに悴んだ指先のように
まだ冷たいまま
やっと解き放たれたのに
まるで初めての一歩を歩くかのように
臆病になっている
目の前にある
差し出された暖かそうな手に
私は手を伸ばしてもいいのかな?
この手は
私を突然振り払ったりしないかな?
死ぬまでに
どれだけの出会いと別れがあるのだろう?
死ぬまでに
どれだけの悲しみ達が訪れるのだろう?
そう わかってる
この悲しみも沢山ある中の一つに過ぎない
そうならば
人はどれだけの悲しみを乗り越えればいいのだろう?
乗り越えられなければ
そこで朽ち果てるしかないのだろうか?
そこまでして
何故生きようとするのだろう?
悲しみに 苦しみに
のたうち回りながらも
どうして一筋の光を追いかけてしまうのだろうか?
月が微笑むこんな夜は
もう少し空を眺めていようよ
だって
こんなにまあるい笑顔を見ていたら
私たちも
まあるい笑顔になれるじゃない
月が微笑むこんな夜は
その優しさに甘えていよう
Happy Happy Birthday
今日はあなたの誕生日
16年前の今日
夜が明けきらぬ薄闇の中
私が送り出した命
Happy Happy Birthday
また一歩
巣立ちの日に近づいたあなたへ
呪文の言葉を贈ろう
「どんなときもあなたは一人じゃないからね」
忘れないで
ずっと忘れないで
ヒールを脱いで
化粧を落としたら
急に泣きたくなった
子供みたいに思いっきり
大粒の涙 流したくなった
何を我慢してたんだろう
ヒールを脱いで
化粧を落としたら
ついでに肩の荷を下ろして
深い眠りに落ちよう
明日また 笑えるように
「私はまだ大丈夫」
そう自分に言い聞かせて
歩き続けていた
だけど振り返ったとき
初めて気が付いた
私が歩いてきた道に
心の傷から流れ出した血が
続いていた事
「ああ そうか」
「だから歩けなくなったんだ」
誰も私の傷には気が付かなかった
自分でさえも気づく事が出来なかった
そんな私に生きる意味があるの?
絶望だけが
心を支配する
そんな 記憶
最近優しくなってきたね
どういう心境の変化?
私のことをまだ
失いたくないと思ってくれたの?
だけど私の心はひび割れた器
その優しさを
上手く受け止める事も出来ない
返すことも出来ない
今の私に出来るのは
ただあなたの側に居ること
ただそれだけで精一杯
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Author:tenko
tenko ♀
嬉しいときも悲しいときも
空を見上げたくなってしまう
そんなtenkoのポエムです。
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どんなときも迷わずに君を見てれば良かった